【転職・退職準備】退職時に必ず返却するもの

若葉ちゃん

退職時には何を返却するの?
結局よくわからないです…

まつり

そうなんです!
会社に任せきりだったために、意外とよくわからない…。
調べても用語がよくわからない…。
そんなお悩みに実体験を交えて解説します🌸

この記事でわかること
  1. 退職時に会社へ返却すべきもの
  2. 返却物について、転職・退職後にすべき手続きなど

☟退職時に必ず受け取るものについては以下の記事から確認ができます

目次

退職時、会社に返却しなければならないものは?

身分証明書、社員章、制服、名刺など、その会社の社員としての身分を証明するものや、通勤のための定期券社用携帯やPCなどその他現物を支給されているものなどが返却対象です。
また、その他にも自宅に持ち帰った企画書やデータおよび紙資料など、すべての返却が必要です。

退職する企業に返却するもの一覧

退職時に返却する主なものが以下です。

  • 健康保険被保険者証
  • 身分証明書、社員章、名刺
  • 通勤定期券
  • 制服
  • その他
まつり

詳しく解説していくよ😊

①健康保険被保険者証

健康保険(社会保険)は、加入者(私たち)が会社を辞めた時点で、必然的に脱退となります。

脱退後は、以下のいずれかに改めて加入をする必要があります。

  • 転職先の健康保険
  • 任意継続健康保険
  • 国民健康保険
  • 扶養されている家族の健康保険

転職先が決まっている場合

①の転職先の健康保険に新たに加入します。

転職先が決まっいない場合

②任意継続健康保険、③国民健康保険、④家族の健康保険のいずれかに加入します。

全ての日本国民が公的医療保険である「社会保険(健康保険)」もしくは「国民健康保険」に加入し、保険料を負担し合うことで個人にかかる医療費を軽減することを目的としています。
就職しているかしていないかに関わらず、必ず加入しなければいけないものです🙌

まつり

用語がいまいちわからないものが多いですよね😂
合わせて以下を確認してみてください。

そもそも社会保険(健康保険)とは?
  1. 社会保険(健康保険)とは、「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」「労災保険」「雇用保険」の5つの保険制度の総称。健康保険と介護保険、厚生年金保険をまとめて社会保険と呼び、雇用保険と労災保険をまとめて労働保険と呼ぶこともあります。
  2. 会社に勤める正社員や、一定の条件を満たした非正規社員が加入を義務付けられている公的な「強制保険制度」です。病気やケガなどの事故などに備えます。
  3. 勤務先の会社を介して加入します。配偶者や三親等以内の親族も加入可能です。
  4. 「健康保険組合」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」のどちらかが、その会社が属している健康保険組合を運営。健康保険組合は、複数の会社、あるいは単独で設立し、国の認可を受けて運営しています。
  5. 保険料は、会社負担額を引いた額を支払います。社によって異なりますが、給料から天引きにより支払いをしている場合が多いです。給料明細をチェックしてみてください🙌
    ※保険料計算式「健康保険料(従業員負担額)=標準報酬月額×健康保険料率÷2
任意継続保険とは?
  1. 退職日の翌日から、その会社の健康保険への加入資格を失います。
    しかし、一定の条件を満たしていれば、引き続きその会社の健康保組合の被保険者となれる仕組みがあります。これを「任意継続被保険者制度」といいます。
  2. 継続できる条件については、該当の健康保険組合へ問い合わせが必要です!
  3. 任意継続が可能な期間は2年間です。
  4. 保険料については、今まで会社が負担してくれていた分も全額自分の負担になります。
    (例)退職前までは、12,000円を自己負担で給料から天引きされていた場合、退職後は倍以上の27,000円の支払いが必要となります…。会社ってすごいですね!
    ※金額はあくまでもわかりやすくするための例ですので、退職後の負担額は、該当の健康保険組合への問い合わせが必要です。
    ※国民健康保険の方が安い場合も。こちらについては各箇所へ問い合わせの上検討が必要です🙌
国民健康保険とは?
  1. 会社に勤めていないフリーランスや自営業、無職、年金受給者など、社会保険やその他の医療保険制度に加入していない人を対象とした保険制度です。
  2. 国民健康保険の運営は、被保険者が在籍する各都道府県が主体となって、各市区町村が行っています。
  3. 加入手続きはお住いの各市区町村の窓口となります。
家族の健康保険とは?
  1. 家族が社員の場合、先に説明した社会保険(健康保険)に加入しています。
  2. 配偶者や三親等以内の親族も加入が可能ですので、自身の退職後、ご家族のいる方は家族を通して健康保険に加入していることが多いようです💡

②社員証明書、社員章、名札、名刺

その会社の社員であることを証明するものは、すべて返却が必要です。
取引先の名刺についても、会社から返却を求められる場合があります。

まつり

名札など自分の名前が書かれているとは言え、所有権は会社にあるからですね💡

③通勤定期券

現物を支給されていた場合には、退職と同時に返却。
もしくは交通費が支給され、定期を自身で購入していた場合は、使わない日数分払い戻しが必要です。
上長もしくは総務に確認しましょう!

④制服

制服が支給されていた場合は、クリーニングに出すか、洗濯してから返却します。

まつり

クリーニング代は自己負担が多いですよね…😿

クリーニング代の負担などについては、一応会社に確認しましょう!

⑤その他

会社の費用で購入した書籍や事務用品、研修資料なども返却です。
また、自身で作成したとはいえ、業務で作成したデータやフォーマットなどの制作物や、業務で使用した資料も原則返却対象です。

まつり

自分の努力の結晶も返却…悲しいですね…。
しかし、社外秘なども含まれているため、原則持ち出し禁止です。
返却もしくは破棄の対象となります、

まとめ

基本的には以下が返却対象一覧となります。

  • 健康保険被保険者証
  • 身分証明書、社員章、名刺
  • 通勤定期券
  • 制服
  • その他

その他にも返すべきものがあるか上長や総務に確認をしましょう!

まつり

頭の整理はできましたか?
出社最終日に慌てないように今のうちに身辺の整理をしておきましょう🌸

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筆者

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